超怖い話0

「超」怖い話0(ゼロ) (竹書房文庫)


というわけで、遂に私を実話怪談地獄に引きずりこんでくれた二代目編著者樋口さんの
ケイブンシャ版+新作書き下ろし二篇を組み込んだものが発売された。
実に麗しいことである。

私と違って実に豊かな興趣と滋味溢れる好奇心の持ち主なので一読、「厭な気分」などという豚児珍作のような目にはならぬことを約束しよう。

また文章の面でも実に豊かで正確な表現が多く、実話怪談にこそ本格的な意味で【文章力】というものが大切であると私は端にいて強く教えて貰った。〈貰ったが反映されていないという哀しい現実もあるが…〉

彼のものを集めた撰集は、その名も「超怖い話∞」として来月も続いて出版される運びであるという。未読の方は是非に。
















明日は樹海。